不登校の理由
この間は大変不適切な記事を投稿してしまい、本当に申し訳ございませんでした。
ひとつ断っておきますが、私は自殺志願者にウンチを食べさせたいスカトロ愛好家ではありません。
誤解されてしまった方と、期待されてしまった方に深く謝罪申し上げます。
本題。
とある不登校のユーチューバーが最近世間を騒がせているらしい。
賛否両論あるようだけれど、個人的には本人の好きにさせてみてはどうかと…。
革命家さんだったんだね、頑張って。
私は切り取られたネットのニュースをさらに切り取るようにチラッとしか見ていないし、その動画も見たことないから、彼に対して否定も肯定もするつもりはないけれど、彼が幸せになれることを祈ってます。
私も小学生の頃は不登校の時期があった。
両親をかなり困らせていたと思う。ごめん。
そのようなお子さんを持つ保護者のために、今日は不登校になった子どもの気持ちを、不登校経験者としてここに記したい。
…と思ったけど、正直当時の心理をあまり覚えていない。
ひとつ覚えてるのは、「どうして」を言われるのがとても苦しかったことだ。針のようにつき刺さるその言葉を親も先生もみんな無邪気に使っていた。
でも、保護者ならそうなってしまった原因を知る権利(義務?)が、きっとあるだろう。聞いて当然だ。
当時から、自分の思っていること感情を言葉に変換するという能力が極端に低かった。
それが、全ての原因であり、元凶かもしれない。
それを考えることすら嫌だったのかもしれない。
怒りは涙だった。
涙は恥だった。
恥は人に見せられなかった。
保健室も居心地の良い場所ではなかったけれど、人が少ない分、教室よりは楽だった。
私は教室に戻され、フツーに戻された。
私の場合、学校に行きたくないという思いは尊重されなかったけれど、結果的に今は普通に仕事に就くことができ、大好きな嫁と幸せに暮らしている。
ありがとう。
もし仮に、自分に息子ができ、その子も不登校になった場合、私はどうするだろうか?
不登校経験者の私でも、わからない。
たぶん、そこに正解はないと思う。
幸せになって欲しいという思いは当たり前だけれど、親が思う幸せ像と子の幸せ像は必ずしもイコールではないだろう。
性格として似てる部分はあれど、違う人間なのだ。
まして常に時代も、価値観も変わる。
正解はない。
自分の経験から、「どうして」は言わないであげたい。
好きなことを、好きなようにさせたい。
ワガママにはさせたくない。
それでいて、本人が幸せに生きられるであろう選択肢を、その時のその状況で一緒に見つけてあげられる。
そんな親になりたい。